BEFORE
AFTER
門まわりはセミオープンにして、閉鎖的な印象にならないようにしました。門柱から続く塗壁とフェンスの塀は、2m以上の高さがありますが、上部をアルファウッドの180,60,120㎜の3種類の幅の板をミックスして貼ることで変化を付け、威圧感、圧迫感を感じさせないようにしています。
タイルテラスの前の部分は駐車場をお考えでしたが、窓から見える緑の癒し効果などをご説明させていただき、樹木と芝生の緑が広がる中庭をご提案致しました。
テラスからの眺めです。芝生の中の樹木はナナミノキ。モチノキ科モチノキ属の常緑高木です。
枝葉が密集したいかにも目隠し目的の重い感じの常緑樹ではなく、葉の間から後ろの景色が透けて見えるくらいの優しい樹形の常緑樹を選びました。
その他の樹木も目隠し用なので常緑樹や半常緑樹が中心です。シラカシ、アラカシ、シマトネリコなど。
ベンチも設置したので、ゆったりと落ち着いて寛げるプライベート空間になりました。
エントランスの意匠窓やリビングの窓から見える部分には、冬は葉を落とす落葉樹のヒメシャラを植栽し、明るい光を取り込めるようにしています。
BEFORE
AFTER
駐車場側から見たところです。塗壁の外にも一部植栽や芝生のスペースを設けたので、一体感が出て広い印象を受けます。
車は塗壁の前に2台、右側に1台、カーポート内に2台の合計5台が駐車可能です。
カーポートの奥にも土間コンクリートを打設し、物置を設置しました。タイヤ交換や洗車時には、車を奥に移動してゆっくり作業が出来るようになっています。
その後ろの土の部分は菜園スペースです。
カーポートは一部加工して、屋根と囲いを追加した駐輪スペースを設けました。
車が駐車してあっても、後ろを通って自転車を入れることが出来るようになっています。