鯖江市のW様邸では、縁側を挟んだ和室の客間から眺めるための庭も施工させていただきました。縁側を歩いてきた時に、窓から最初に視界にはいってくる風景です。
(外構部分の施工例はこちらからご覧ください。≫ カーポートに負けない存在感のある門まわり)
BEFORE
植栽を極力控えたローメンテナンスでシンプルな和風モダンの庭というのがお施主様のご要望でした。
敷地が広いので、シンボルツリーのヒメシャラとコーナー部分の植栽を存在感のあるものにして、砂利の部分には高低差をつけた杉苔の築山とタマリュウの緑の曲線でメリハリをつけています。
ヒメシャラの後ろに回り込むように張った乱形石は、軒下の既存石張りと同じ諏訪鉄平石にして統一感を出しました。 サイズの違う御影の延石や方形石、細い縦縞の鉄平石の石張りで、目で追っていけるようなリズミカルな動きを表現しました。
石張りの先にある飛石は奥へ消えて行く感じに配置。
もちろん歩くことが出来ますが、どちらかというと景色づくりのための飛石です。
BEFORE
AFTER
目隠し用のフェンスは幅180、120、60㎜の板をミックス張りにしたアルファウッドフェンスです。
広い庭を少ない植栽で魅せるので、単調にならないように変化をつけたフェンスで、しっかりとした背景をつくりました。
フェンスの一部は加工して扉にしています。
照明は御影石の和風ライトだけでシンプルに。