BEFORE
英国製コンサバトリーの施工例(鯖江市)です。
内装のリフォームに伴い、増築工事を検討されてのご相談でした。
既存の庭は、リビングの掃出し窓と勝手口の外がタイル張りで、折板のテラス屋根が付いていました。
(画像は屋根部材を取り除いたところです。)
お施主様のご要望は、
・リビングルームを広げたい。
・折板屋根のため光が入らず暗いリビングをなんとかしたい。
というものでした。
英国製コンサバトリー ゲーブルを施工しました。シンメトリーな切妻屋根は天井が高く、開放感と存在感あふれるコンサバトリーです。
間口5210㎜×奥行4030㎜の大きさで、内部は四角形なのでコーナースペースを無駄なく活用できます。
T様邸では足下を囲った腰壁仕様にして、外観は建物とは雰囲気を変えて石積調のサイディングで明るく仕上げました。
お気に入りのソファーを置いた素敵な部屋が出来上がりました。
自然素材にこだわり、フローリングや壁、腰壁は全て無垢材の杉板で仕上げています。
また家と同じ建築の工法で、ウールブレスという羊毛断熱材を入れて気密性や防音効果を高めました。
いままでの外壁部分に、エアコンも取付てあります。
西側は風通しのための最低限の開閉サッシにして、屋根をアルミ板の間に断熱材を挟んだ総厚25ミリのアルミソリッドパネルで覆いました。
西日の日差しと熱の侵入を抑え、より快適に過ごしていただけます。
室内リビングと一体となり、広々とした印象です。
室内に上昇した熱気を、コンサバトリー上部棟木(リッジ)から自然に排出する換気機能を備えていて、結露を抑えます。
T様邸では、室内通気窓とシーリングファンも追加しました。
東側の屋根は標準装備の総厚24ミリの熱吸強化ペアガラスです。
室内側はクリアガラスなので、半野外のような明るい雰囲気を十分に愉しめます。
折りたたんで収納できるプリーツタイプのアコーディオン網戸と、画像がないのが残念なのですが、屋根用ロールブラインドも取付けました。
外側はセルフクリーン(自然浄化)機能があるブルーのガラスで、内部が見えにくくなっています。
コンサバトリーの外に設けた三協アルミの人工木デッキひとと木 が、コンサバトリーと勝手口、既存の庭を繋ぎます。