BEFORE

S様邸のお庭のリフォーム施工例(越前町)です。

主なご要望は次の通りです。

・斜面の雑草対策と目隠し
・憧れの広いウッドデッキがある庭
・大人数が集まってバーベキューが出来る庭
・お子様が遊べる庭
・ライトアップした庭でゆっくりと寛ぎたい
・花壇と水場、人工芝、日除けがほしい

AFTER

リゾート感満載のお庭にリフォームしました。
奥様が横浜のご出身ということで、『海が感じられる庭』がコンセプトとなっています。

フォーカルポイントは、大人可愛いデザイン物置『カンナフレンチシック』。

シャビーブルーのカンナとフェンスがリゾート気分を盛り上げます。

実際は海はなく山に囲まれた場所ですが、高台から海を見下ろすように、夢が膨らむデザインでお気に入りの空間を演出しました。
お庭の打合わせを重ねることが、奥様ご自身のお好きなものや好みのテイスト、世界観などを再発見していく機会にもなったそうです。

造り付けのベンチとウッドデッキのステップをベンチ代わりにして、20人位が集えます。
庭のアクセントにしたカンナフレンチシックは、もちろん物置として庭で使うバーベキュー用品やイスなどのこまごまとした道具を収納できます。大変便利で実用的です。

リビング前には、パーゴラポーチと日除けを取付けました。

バーベキューやお子様のプール遊びをする時に便利な水場。
スクリーンブロックとシンク部分のブルーのモザイクタイルが爽やかでおしゃれな印象です。
蛇口は手洗いとホースが使える二口水栓。

テラスの床はブルーグレーの方形自然石張りで、ホワイトの目地材で仕上げています。
花壇はオフホワイトのレンガ積み。南国リゾート感漂うソテツを植栽しました。

ご提案パース
ご提案パース
ご提案パース

BEFORE

AFTER

敷地全体をウッドデッキにしたいというご要望でしたが、デッキからは立ち位置が高くなって、雑草対策の為に周囲の法面を覆った防草シートが見えてくるので、デッキ下に広がるテラスをメインに集う庭をご提案しました。
ウッドデッキとテラスを併用して、大人数がどの場所でどのようにして憩うのか、動線を細かくシミュレーションしながらデッキの形や階段の位置をデザインしています。

人工木材のウッドデッキは勝手口と全ての掃出し窓から出入りできる形です。
手前の窓の日除けには、使用頻度を考えて、スクリーン内蔵のオーニング(リクシル 彩風CR型)を取付けました。使わない時には収納しておけます。

奥様が洗濯や物干しのためにウッドデッキに立った時の景色です。
奥には背の高いアルミ型材フェンスで目隠しを施したので、周囲の視線も気になりません。

道具類を運ぶのに支障がない幅を確保しながら、庭の入口をあえて塞ぐように花壇を設けました。
室内からは、フェンスの前に花壇の樹木(ヤマボウシ)があることで奥行き感が出て、庭を広く見せる効果があります。

ベンチに座った時には、入口のヤマボウシと奥のカツラがさりげない目隠しの役目をします。

夜の様子です。入口付近へ歩いてくると・・・

ヤマボウシの枝越しに見えてくる庭。
変形の土地を活かして、奥には広々とした異空間が広がっているような庭に期待が高まります。

ベンチの床板と足下に忍ばせたLEDバーが夜の庭を演出。

昼は周りの緑と同化していたフェンスの外側に植えた2本の樹木(アオダモ、ソヨゴ)が、ライトアップされて浮かび上がります。

花壇まわりは、シルエットライティングで演出。
コテ跡を残したラフな左官仕上げの白壁に照明を当て、壁からの反射光でソテツの輪郭を浮かび上がらせました。