打設したコンクリートが軟らかいうちに、表面に着色する工法です。
10色の着色用のカラーの中から、ベース色とポイント色の合計2~3色程度の粉末を撒いて、鏝(コテ)で混ぜて擦り込んでいきます。
最後に滑り止め用の粉末を散布します。
通常のコンクリート打設と同じように養生期間をとり、完全に乾いたら表面保護剤を塗布して完成です。
現場で職人が仕上げますので、カタログと全く同じ色味を再現するのは難しく、鏝ムラができます。
1件1件違う鏝ムラが良いアクセントとなる舗装材です。
土間コンクリートよりはコストがかかりますが、下地コンクリートを打ってから施工するタイルやレンガ、石張りなどに比べると、少ない日数&コストで施工が完了します。
施工後は、日常のメンテナンスはほぼ不要ですが、通常のコンクリートと同じように、紫外線や風雨による経年劣化はあります。
使用する環境にもよりますが、2年を目安に表面保護剤を塗りなおすことをおすすめしています。